2003年10月18日(土) 00時00分
警察への相談 5年間で7倍にも(朝日新聞・)
警察への相談件数がこの5年間で7倍に−−県警は17日、今年上半期(1〜6月)に受け付けた相談件数が過去最高となる8038件になったと発表した。件数は年々増えており、99年(1115件)に比べて7・2倍にもなった。中でもヤミ金などの金融関連の相談が増えているといい、「世の中の経済情勢が影響しているのでは」(広報相談課)と話している。
相談内容で最も多かったのは、高金利やヤミ金、暴力的な取り立てなどの金融取引で1176件と全体の約4分の1を占めた。次いで、金銭・物品の貸借が803件、アダルトサイト利用などの不正請求が564件などが続く。近年、法律が制定されたばかりのストーカーは74件、ドメスティック・バイオレンス(DV)は25件だった。
月別では6月が1858件と多く、不正請求やヤミ金の相談などが集中したためとみられる。
年々増える相談件数について県警は、不況とともに、各署で相談を受けつける態勢を強化していることも挙げる。今年は県警OBの相談員を2人増やし、10署で11人を配置したという。携帯電話やパソコンからのメールでの相談も397件あり「手軽に相談できるようになった」(同)ことも背景にあるようだ。
(10/18)
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=4240
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