2003年10月18日(土) 19時51分
出会い系などネット料金の架空請求相次ぐ 県消費生活センターが注意呼びかけ /福井(毎日新聞)
利用していないインターネットの出会い系サイトなどの料金請求が、現金書留封筒とともに送られてくる被害が県内で多発しているとして、県消費生活センターは請求に応じないよう注意を呼びかけている。
センターによると、相談は15日に33件、16日に57件と急増。いずれも福井市内の高校を卒業した20歳代の男性あてで、悪質な業者が名簿を入手し、請求書を送り付けているとみられる。
請求書は、不良債権専門業者を名乗り、インターネットのアダルト番組、出会い系サイト番組の利用料を請求。3日以内に最高8万円を支払うよう求め、払わない場合は自宅や勤務先まで取り立てに行くなどとしている。また、現金書留用の封筒も同封されている。
センターは▽利用していなければ支払う必要はない▽一度払うと、新たな請求を受ける可能性がある▽個人情報を知られないために、業者に連絡しない▽脅しや悪質な取り立ては警察に届ける——などと、注意を喚起している。相談は同センター(0776・22・1102)へ。
【川口裕之】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031018-00000002-mai-l18