2003年10月17日(金) 18時34分
保険の広告表現を適正化 生保協が業界指針を策定(共同通信)
生命保険協会は17日、保険商品の不適切な広告表現で、利用者の誤解を招かないようにするための業界としての指針(ガイドライン)を策定したことを明らかにした。
生保商品の広告をめぐっては、公正取引委員会が今年5月、業界最大手の日本生命保険に対して、がん保険の給付金に関する説明が不当だとして排除命令を発動。業界全体に対しても、保険の保障の制限条件が説明されていなかったり、著しく小さな文字で示すなど不適正なケースがあったとして、広告の適正化を求めていた。
ガイドラインは、こうした公取委の指摘を踏まえてまとめたもので、生保各社は今後、保険業法など関連法令に加えてガイドラインに沿って広告などを作成する。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031017-00000159-kyodo-bus_all