2003年10月17日(金) 09時15分
京セラ、“爆発”報告の携帯電話出荷再開(ZDNet)
Kyocera Wirelessは、携帯電話「Phantom KE413」が爆発したとの報告が2週間前に米ネブラスカの家族から寄せられたことを受け、一時この機種の出荷を停止していたが、調査の結果、爆発はなかったとの結論に達し、出荷を再開した。
KE413はバッテリーがショートして熱とグラファイトのちりを放出したもので、これは適切な動作だったとKyocera Wirelessは説明。これは有害ではなく、負傷者の報告も受けていないとしている。
同社は念のため、一時的にこの機種の出荷を停止していたが、先週出荷を再開したという。
事故を報告した家族は携帯電話事業者のCricket Wirelessからこの電話機を購入した。Cricket WirelessはLeap Wireless Internationalの米国子会社で、この夏から電話の販売を開始。現在でもこの機種の販売は続けている。
携帯電話の爆発は過去2カ月で4件報告されており、京セラの電話もその一つだった。ほかの事故はNokiaの携帯電話で起きているが、Nokia広報担当者は10月16日、このうち2件はNokia製ではないバッテリーを使用したことが原因だと説明。残る1件はNokiaのバッテリーが使われており、現在調査中だとしている。(ZDNet)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031017-00000013-zdn-sci