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「がんばれ日本」の商標登録を印刷物について持っている発明家のドクター・中松(本名・中松義郎)氏が、日本オリンピック委員会(JOC)の求めに応じて登録を取り消した特許庁の審決を不服として、起こした訴訟の判決が16日、東京高裁であった。山下和明裁判長は、同氏の商標を有効と判断して審決を取り消した。
判決によると、中松氏は94年に「がんばれ日本」などの文字を横書きした商標を特許庁に出願し、97年に登録された。これに対しJOC側は79年から「がんばれ!ニッポン!」の標章を使用していたとして、00年に登録取り消しを請求。特許庁は「登録前3年以内に商標が使用されていない」として中松氏側の登録を取り消した。
この日の判決は、同氏が主宰する会の会報に「がんばれ日本」の文字が使用されていたとし「審決は誤り」と判断した。
同氏は「五輪同様に、JOCがフェアプレーで商標使用の話し合いを求めてくれば、応じる用意はある」と話した。
(10/16 22:29)