2003年10月14日(火) 08時59分
スパムは読まずに削除するユーザーが増加(ZDNet)
オンライン広告ツール提供企業の米DoubleClickが10月13日発表した調査によると、ジャンクメールを受け取っても読まずに削除するコンシューマーは65%に達し、昨年の60%から増加した。スパムに目を通す人はわずか4%にとどまり、昨年の5%、一昨年の18%から減少傾向にある。
この調査は、最低でも週1回は電子メールを利用するコンシューマー1000人を対象に実施された。
迷惑メールはインターネットのメールトラフィックの3分の1を占めており、企業のシステム管理者やホームユーザーにとっては頭痛の種になっている。
しかしマーケティング手段としての電子メールを排除するのはまだ早いとDoubleClickは言い、コンシューマーは適正な商業メールの受信は受け入れており、そのメールに基づいて買い物をしていると指摘する。
回答者の91%は、自分が認めた業者や小売店、カタログ業者からの優待メールは受け取っているといい、63%以上が送信者名を見て正規の業者からのメールかスパムかを判断していると回答。この回答も昨年の59.9%から増加している。(ZDNet)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031014-00000012-zdn-sci