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県はBSEが発覚した七日中に、保健所や食品衛生団体、家畜保健衛生所、畜産関係団体など四十五カ所に情報を提供。家畜伝染病予防法に基づき、七日付でこの牛をBSE感染牛とした。
牛の枝肉や内臓など計千五百五十キロは十日までに県内の複数施設で焼却処分され、同公社の保管庫などは八日までに消毒を完了。同公社が九日開いた問題発生後初のセリ市では和牛、交雑種、乳用種すべての枝肉で価格の変動はなかった。消費者や事業者から保健所などへの相談も五件にとどまっている。
県食の安全推進室などは「消費者も生産者も冷静。全頭検査や特定部位の除去など、これまでの対策を理解してもらえた」としている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20031011/lcl_____ibg_____001.shtml