2003年10月11日(土) 00時11分
ドンキ問題で有識者会議 夜間の薬販売容認も(共同通信)
ディスカウントストアのドン・キホーテが夜間来店した客に薬剤師とテレビ電話で連絡を取らせ、医薬品を無料提供するサービスを始めた問題で、厚生労働省は10日、夜間の医薬品販売の在り方を検討するため、有識者会議を設置することを決めた。
同省は会議の結論次第では薬事法の省令を改正し、テレビ電話での販売を認めることもあり得るとしている。「違法の恐れがあり、薬剤師を配置すべきだ」と指導してきた厚労省が世論の反発に配慮した格好だ。
厚労省は薬事法に基づき、薬局・薬店の開店中は薬剤師の配置を求めてきた。だが今回の問題を受け「深夜の活動人口増加など新たな事態が生じている」として有識者会議を置くことにした。
ただ同省は、今回はあくまでも夜間の販売法に限って議論し、昼間の販売法については薬剤師の配置が当然としている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031011-00000000-kyodo-soci