2003年10月08日(水) 07時08分
企業システムの安全管理を民間格付け、経産省が総合対策(日経新聞)
経済産業省はウイルス被害やシステムダウンなどコンピューター障害を防ぐため、42項目からなる総合安全戦略をまとめた。情報システムの安全性を企業ごとに監査法人などが格付けする制度を設けるほか、大規模被害の発生時には政府が「事故調査委員会」を設けて被害を最小限に抑える。政府のシステム採用には一定以上の格付けを義務づけるなど企業に安全対策を促し、欧米並みの体制確保をめざす。
産業構造審議会(経産相の諮問機関)が10日に「情報セキュリティ総合戦略」として公表、経産省を中心に関連省庁が被害予防と事故対応の具体化に取り組む。 (07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20031008AT1F0701G07102003.html