2003年10月08日(水) 00時00分
BSE牛確認 畜産業者を調査(朝日新聞・)
■県、預託農家を把握へ 県内の食肉処理場に持ち込まれたホルスタインの雄が牛海綿状脳症(BSE)と確認された問題で、県畜産課は7日、疑似患畜指定に備え、この牛を預託していた畜産会社から、飼育を請け負っている農家が県内にあるかを調査し始めた。また、県は同日からこの牛の焼却処分を始めた。
畜産課によると、県内には2月1日現在、牛の飼育農家が2030戸ある。同課は、畜産会社が農協系統ではないとされているため、地方総合事務所に指示し、市町村を通じて得ている農家の情報をもとに調査する。
疑似患畜は、1歳になるまでの間に1歳になる前のこの牛と同居し、同じ餌を与えられた、などの条件に当てはまる牛のこと。都道府県から指定を受けると、これまで検査後に焼却処分されてきた。
農林水産省によると、7日現在、この牛が誕生した農家は栃木県の4農場ほどに絞られており、その農場の飼育履歴や与えていた餌の調査を同県が進めている。
(10/8)
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=6444
|