2003年10月08日(水) 21時20分
BSE問題で栃木県と協議 農水省、福島も9日訪問(共同通信)
国内8例目となった牛海綿状脳症(BSE)の感染牛について、農水省の職員が8日、栃木県庁を訪れ、新しいタイプの異常プリオン(タンパク質)の検出結果や同省の対応を説明した。9日には福島県庁で同様の説明をする。
感染牛は栃木、福島両県の酪農家などで一時飼育されており、農水省は7日のBSE技術検討会議で同居牛の隔離方針を決定。両県は家畜伝染病予防法に基づき、これらの酪農家などで飼育されている牛計605頭の移動を制限した。移動制限は最長で21日間。
栃木県の担当者からは、感染牛に与えた餌や感染牛の移動歴などの調査について、進ちょく状況の報告があった。
8例目の感染牛は出生直後の2001年10月25日に栃木県大田原市の牧場に移り、その後福島県葛尾村の牧場で飼われていた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031008-00000196-kyodo-soci