2003年10月08日(水) 17時57分
映画入場料拘束で排除勧告 20世紀フォックス支社に(共同通信)
米大手映画配給会社「20世紀フォックス」の実質的な日本支社が、SF映画「スター・ウォーズ」シリーズなどの上映をめぐり、割引など興行会社の入場料設定を不当に拘束しているとして、公正取引委員会は8日、こうした行為をやめるよう独占禁止法違反(不公正な取引方法)で排除勧告した。
排除勧告を受けたのは「20世紀フォックスジャパン」(東京)。
公取委は、遅くとも1999年1月以降、今年8月までに同社が国内で配給した76作品で、こうした拘束条件付きの不当な取引が行われたと判断。今年2月、独禁法違反容疑で立ち入り検査した後も、現在まで入場料の不当拘束を続けているとしている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031008-00000139-kyodo-soci