2003年10月08日(水) 07時01分
武富士を厳重注意=創業者系企業が株主報告遅延、証取法違反−関東財務局(時事通信)
消費者金融最大手、武富士の創業者一族の資産管理会社が証券取引法の届け出義務に違反したとして、関東財務局から武富士が厳重注意を受けていたことが7日、明らかになった。証券取引等監視委員会から行政処分を受ける可能性もある。
証取法は、上場企業株の5%以上を保有する大株主に株式の譲渡、担保契約などが発生した場合、5日以内に財務局へ報告するよう義務付けている。しかし、一族の資産管理会社4社は1996年以降、担保の設定や解除など武富士株の担保契約状況が変動しながら、7年にわたって届け出を怠っていた。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031007-00000471-jij-pol