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2003年10月08日(水) 00時00分

ドコモ「第3世代」契約最多 9月末、シェア変動進む産経新聞

 電気通信事業者協会が7日発表した9月末の携帯電話契約数で、NTTドコモの第3世代携帯電話(3G)「FOMA(フォーマ)」の新規契約者数が過去最多となる一方、第2世代のPDC方式端末の契約者数が月次ベースで初の純減となったことが分かった。出足でつまずいたドコモの3G事業がようやく軌道に乗った形で、日本は世界に先駆けて本格的な3G時代に入った。

 9月末の携帯電話の総契約数は7859万で前月比0.5%増。事業者別では単月純増数で8月に首位となったau(KDDI)をドコモが再び抜き、ボーダフォン(旧Jフォン)は低迷が続いている。

 シェア変動のカギを握ったのは3Gサービスだ。3月でPDCサービスを終了したauは3Gサービスに特化しており、今春から順調に利用者数を伸ばしている。

 NTTの3Gサービスは当初、サービスエリアの狭さや通話時間の短さなどが敬遠されて普及が遅れた。しかし、これらの問題点が改善され、カメラ付き端末の人気もあって今年に入って増加の兆しが見え始め、9月には目標だった100万加入を達成。PDCは3万7000契約の純減だったが、3Gは21万6800契約の純増となった。

 この結果、携帯電話の総純増数のうち3G端末の割合は、4月末は約半分だったが、9月末にはほぼすべてが3G端末となった。今後、11月にはauが最大伝送速度毎秒2.4メガビットの高速3Gサービス「CDMA 1xEV−DO」の開始を予定。競争はさらに、激化しそうだ。

http://www.sankei.co.jp/news/031008/1008kei014.htm