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大田原市の和牛を専門としている畜産業男性(54)は「また…」と一瞬言葉を失った。「農家は業者から買った餌を食べさせて育てているだけ。責任はないと思うのに、なぜですかね。最初のBSE騒動では二千万円の損害を受けた。風評被害が一番恐い。マスコミも騒がないでほしい」
市内で肉牛と乳牛の両方を育てている畜産業女性(50)は「ようやく売れるようになってきたのにまたダメージを受ける。こうやってBSEと分かるということは、かえって安心だと思うが、そうは受け取らない消費者もいるから」と話した。
「ちょっと待って、入らないで」。情報が断片的に入って来た県畜産振興課も同日午前から、ピリピリした雰囲気に包まれた。県内産牛がBSEと判定されたのは初だ。
同課では、同日夜に厚生労働省が「非定型的な感染牛」と公表した以降も、山口幸志課長は緊張の面もち。「まだ国から連絡がないから」「外に出て」と話して、緊急会見の準備をしていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20031007/lcl_____tcg_____001.shtml