2003年10月06日(月) 20時17分
茨城に出荷の肉牛、BSE感染を確認(読売新聞)
厚生労働省のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)専門家会議(座長=品川森一・動物衛生研究所プリオン病研究センター長)は6日、茨城県内の食肉処理場に持ち込まれた雄の肉用牛1頭(1歳11か月、ホルスタイン種)がBSEに感染していたことが確認されたと発表した。
国内でBSE感染が確認されたのは、今年1月に北海道北見市の食肉処理場で見つかった雌のホルスタイン種に続いて8頭目。
国立感染症研究所(東京)の確認検査で、今までに例のない検査結果が出たことから、専門家会議では今回の感染牛について「非定型的なBSE」としており、新たなタイプのBSEの可能性も示唆した。
生後2歳未満の牛の感染が確認されるのは国内では初めてで、世界的にも珍しいという。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031006-00000012-yom-soci