2003年10月06日(月) 14時14分
「上祐代表倒れ、収入減」 オウムの債務弁済に遅れ(共同通信)
破産したオウム真理教(アーレフに改称)の10回目の債権者集会が6日、東京地裁であり、破産管財人の阿部三郎弁護士らが、教団からの債務弁済が予定より遅れている状況を事件の被害者や遺族らに報告した。
教団側は支払いが滞っている理由について、管財人への手紙で「上祐史浩代表がシャクティーパット(信者にエネルギーを注入する儀式)のやり過ぎで倒れ、思うように収入が上がらなかった」と説明しているという。
管財人の報告によると、アーレフが2000年7月に引き継いだ債務9億6000万円のうち、約5億6000円が未払い。契約では年間最低1億円を管財人に支払うことになっているが、昨年10月以降の支払いは約7000万円しかなかった。
阿部弁護士は「教団側が支払い期限の05年6月
までに残金を支払うのはかなり難しいのではないか」としている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031006-00000138-kyodo-soci