2003年10月06日(月) 11時55分
<BSE>茨城の肉牛1頭に感染の疑い 専門家会議が確認へ(毎日新聞)
食用牛を対象にした厚生労働省のBSE(牛海綿状脳症)の全頭検査で、茨城県内の食肉処理場に持ちこまれた1歳11カ月の雄の肉牛に感染の疑いがあることが、6日分かった。確認検査のデータが明確でなく、同省は同日午後に専門家会議(座長=品川森一・動物衛生研究所プリオン病研究センター長)を開いて最終判断する。BSEと確認されれば、今年1月以来8頭目となる。
厚労省によると、この牛は01年10月に生まれ、福島県で飼育されていたホルスタイン種。先月29日に茨城県茨城町の食肉処理場で解体処理され、BSEの1次検査(エライザ法)で陽性と判定された。しかし、国立感染症研究所(東京都)で行った確認検査では、感染の判断がつかず、専門家会議で最終判断を行うことにした。【BSE取材班】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031006-00001033-mai-soci