2003年10月05日(日) 00時00分
9月の相談過去最多 県消費生活センター(朝日新聞・)
県立消費生活センターへ9月に寄せられた相談件数が、月ごとでは1968年のセンター設立以来最多となる1439件(速報値)に上った。
同センターでは県内3カ所に相談室を設け、計8人の相談員が電話などで対応している。今年度は毎月平均700件程度の相談があったというが、まとめによると、9月に入ってから件数が倍増し、「相談室は常に電話が鳴っている状態だった」。
急増は、債権回収を装った通知書を送りつけ、指定された携帯電話に連絡すると約30万円を要求されるといった架空請求に関する相談が多かったためで、相談件数の半数を超えるという。
「架空請求の手口はどんどん巧妙化しており、今後も増加が予想される」と田中哲郎次長。今年度の相談件数は上半期だけで5056件で、1年間の相談件数は過去最高だった02年度の5813件を大きく上回り、1万件に届くのではないかとしている。
(10/5)
http://mytown.asahi.com/tottori/news02.asp?kiji=3471
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