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共同通信社が二日、九月末から市場に出回り始めた二〇〇三年産米の小売価格を調べたところ、地域や銘柄ごとにばらつきがあるものの、総じて前年比二−三割前後の高値となった。
自主流通米の新米入札では既に三−四割の高値が付いているが、「そのまま価格転嫁すれば売れなくなる」と利ざやを大幅に削っている小売店も多い。今後、新米販売が本格化すれば小売市場の混乱が広がる恐れもある。
札幌市の小売店では北海道産「きらら397」が前年比21%高の五キロ当たり二千三百五十円で店頭に並んだ。店では「仕入れ値はもっと高いが、まだ入荷直後なので他の店の様子を見ている」と話す。
秋田市の個人商店では秋田産「あきたこまち」が15%高の二千八百三十五円。農家から直接買い上げているという別の小売店では二千五十円で売られていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20031003/mng_____kei_____003.shtml