2003年10月03日(金) 12時34分

頭がい骨ドリルに不具合　メーカーが自主回収始める（共同通信）

　医療用具メーカー「瑞穂医科工業」（東京）が新潟県五泉市の工場で製造した頭がい骨せん孔用のドリルに不具合があり、貫通した後も止まらず、患者の脳の硬膜を傷つける事故の起きたことが３日、分かった。
　傷が小さかったため患者は無事だったが、同社は自主回収を開始し、新潟県に届け出た。
　同社や新潟県によると、自主回収の対象は１９９６年８月から今年７月にかけて製造された「穿孔器用錐」２４３個と「空圧頭蓋骨穿孔器用ドリル」２７１個。３０都道府県の９９医療機関に納入された。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031003-00000089-kyodo-soci