2003年10月02日(木) 03時15分
個人データ330通盗難…横浜・神奈川区の納税書類(読売新聞)
横浜市神奈川区役所で2002年2月、市民や市内の法人などの納税関係書類約330通が盗まれ、神奈川署が窃盗事件として捜査していることが1日、わかった。
同市西区役所では先月17日、企業などが市民税などの源泉徴収のため自治体に提出している「給与支払報告書」334通が盗まれ、一部が同市内の他人の住所に郵送されていたことが発覚。同署は、同一犯の可能性もあるとみて関連を調べている。
盗まれたのは、市民や市内の法人などの銀行口座番号や預金残高、貸し付けの有無などが書かれた「預貯金等の照会に関する関係機関からの回答書」約220通(50人分)と、住民の名前や電話番号、住所などが記載された「電話加入原簿閲覧申請書」の控え約110通(100人分)。
同署の調べなどによると、事件が発覚したのは昨年2月21日。いずれも区役所3階にある納税課事務室のバインダーにつづり、担当者の机の引き出しの中に保管してあったが、バインダーが普段より軽いため、担当職員が中を確認したところ、約330通の書類がなくなっていた。引き出しにはかぎがかかっていなかったという。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031002-00000501-yom-soci