2003年10月02日(木) 06時10分
体外受精費用で1000万円 患者に負担重く、借金も(共同通信)
体外受精を受けている人が、これまでにかかった費用は、大半が50万─400万円、最高で1000万円以上─大分市の「セント・ルカ産婦人科」の品矢悦子(しなや・えつこ)看護部副婦長らが、不妊治療中の女性を対象にしたこんな調査結果をまとめ、2日まで東京都内で開かれている日本不妊学会で発表した。
治療費が月収の半分を超えたり、治療費を借金したりするケースもあった。体外受精は保険の適用外で、品矢副婦長は「負担はかなり重く、国に保険適用を働き掛けたい」と話している。
調査は、同院で不妊治療中の20歳以上の既婚女性200人を対象に、今年4─6月にかけて実施。このうち、体外受精を受けている人は100人。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031002-00000008-kyodo-soci