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同市は制度開始を前に、九月十五日付の広報に合わせて市内全戸にチラシを配布した。以降、家庭用パソコンの“駆け込み処分”が急増。家庭内で使われずに眠っていた機器が一気に処分された形になった。
同センターによると、チラシ配布前は一日に二−三台だった家庭用パソコンの処分が、九月最後の一週間は一日五十−百台と急増し、特に月末の二日間に集中した。センター前の道路はパソコンなどを持ち込もうとする車で混雑。一時、五百メートル以上の列ができたという。
このため、センター職員七、八人が車の誘導に当たったほか、二トントラック二台を使って回収。路上で回収したパソコンを除いた処分台数は二十九日が百六十七台、三十日には百七十二台になった。
回収されたパソコンは、これまで通り、金属類やプラスチック類など再利用できる部分を分別し、残る部分は細断し、埋め立て処理される。
同センターは「施設が廃棄物処理のための施設であることや、費用の面から市独自でリサイクルすることは難しい」と説明。「家庭用パソコンの回収リサイクルについて分からない点があれば、気軽に問い合わせてほしい」としている。同センター=電0749(22)2734。
<家庭用パソコンの回収リサイクル>パソコンを廃棄、処分する消費者はメーカーに回収を申し込む。その際、販売済みのパソコンなら回収再資源化料金が必要。2003年10月以降に出荷される「PCリサイクルマーク」の付いたパソコンについては回収時の料金負担はない。対象は32社の製品で、彦根市の場合は、自作パソコンや個人輸入パソコンは、これまで通り粗大ごみとして回収する。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sga/20031002/lcl_____sga_____003.shtml