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NHKと民放BS5社は30日、BSデジタル放送受信世帯に対して専用のカードキーを使わなければ放送が見られない「限定受信方式」を来年4月から導入する、と発表した。番組などの著作権保護が目的。地上デジタル放送への応用も検討されているが、BSが先行して導入を決めた。
民放のBSフジの説明では、「限定受信方式」が導入されると、現在BSデジタル放送を受信しているテレビ受信機のうち約170万台が放送を正常に受信できなくなる。このため、NHKとBS無料民放5局は、受信機向けに、1日から番組と一緒に放送波に乗せて改良信号を送る。
BSデジタル放送用の受信機に添付された専用カードのうち、裏面に記載されている20けたの識別番号の上5〜8けたが「2000」の型は、新方式に対応できないという。
カードには1枚ごとに固有の識別番号が与えられているため、それぞれに対応する改良信号を暗号化して送る。改良信号は、視聴者がカードを差し込んでBSデジタル放送を見ている間にしか届かない。放送局側では「とにかくカードを差し込んで」と呼びかける。
放送局側が計算したところ、すべての受信機にもれなく改良信号が届くには半年はかかる。このため、10月から着手すれば4月中には対応が終わるという。
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(09/30 20:38)