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約２０万通のメールをインターネット接続会社に滞らせメールの送受信を妨害したとして、警視庁は１日、山口県下関市垢田町１丁目、職業不詳の韓国人趙義明容疑者（４５）を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。
巣鴨署の調べでは、趙容疑者は３月４日から１１日にかけ、不特定多数の携帯電話に自宅のパソコンから約３００万通のメールを送信した。このうちアドレスが間違ったり受信が拒否されたりした約２０万通を「ぷららネットワークス」（東京都豊島区）のサーバーに滞留させ、同社の送受信業務を妨害した疑い。
趙容疑者は、自分で運営する出会い系やパチスロ必勝法の有料サイトを宣伝するためメールを送った。通常、相手に届かないメールは送信者に返送されるが、大量の返信を受け取らずに済まそうと、送信者のアドレスを受信者と同じにした。このため、行き先を失ったメールが、サーバーにたまった。(10/01 22:40)