2003年09月29日(月) 20時11分
福島のコメ産地偽装、米穀小売会社前社長ら起訴(読売新聞)
福島県郡山市菜根の米穀小売会社「和光食糧」(増子澄子社長)のコメ産地偽装事件で、福島地検郡山支部は29日、同社前社長の増子英明(52)(同市大町)、前営業課長橋本英雄(56)(同市富田町)の両容疑者と、法人としての「和光食糧」を、不正競争防止法違反(虚偽表示)の罪で福島地裁郡山支部に起訴した。
起訴状などによると、増子容疑者らは今年1—2月、同市日和田町の同社倉庫で、男性社員(35)(同容疑で書類送検)に指示し、米国産コシヒカリなどを混ぜた精米計294袋(約2・3トン)を、「福島県喜多方コシヒカリ14年産100%」などと虚偽表示して、神奈川県座間市のスーパーなど14か所で販売した。
増子容疑者らは1993年ごろから、少なくとも1都7道県で約850トンを偽装販売していたと見られている。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030929-00000512-yom-soci