2003年09月29日(月) 00時00分
診断ミスで死亡と出水市に賠償請求(朝日新聞・)
出水市立病院で診察を受けた男性会社員(当時40)が翌日に死亡したのは、医師の誤った診断が原因として、男性の遺族が慰謝料など約8200万円の損害賠償を市に求める訴訟を鹿児島地裁に起こした。
訴状によると、男性は昨年2月28日夜、「のどが腫れて痛い」と訴えて市立病院で受診した。医師は扁桃炎(へんとうえん)と診断した。男性は帰宅後に倒れて、同病院に運ばれ、翌3月1日朝に死亡した。死因は同じ医師の診断で、喉の奥が腫れて呼吸ができなくなる急性喉頭蓋炎(こうとうがいえん)だったという。
原告側は「医師が適切な診断をしなかったことが死を招いた」などと主張している。病院側は「訴状が届いていないため、コメントできない」と話している。
(9/29)
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3174
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