2003年09月29日(月) 14時26分
リッチメディア広告が大幅に増える:調査で判明(japan.internet.com)
広告主は、リッチメディア広告およびストリーミングメディア広告の予算を今後1年間に大幅に増やす計画だ。しかし、投資効果と高コストに対する懸念が依然ネックになっている。そんなことが調査で分かった。
この調査は、
JupiterResearch が今年8月、米国企業の広告担当幹部579人にインタビューして行なったもの。Jupiter Research は、当 internetnews.com と同じく、
Jupitermedia 傘下の会社。
調査では、来年オンライン広告予算の何パーセントをリッチメディア広告とストリーミングメディア広告に費やすかという質問に対し、42%の企業が1%〜19%の範囲と答えた。昨年、同程度の予算配分をしたと回答した企業は36%しかない。
調査対象企業の17%は、来年リッチメディア広告に広告予算の20%〜39%を当てると答えた。昨年それだけ高い割合の予算をリッチメディア広告に使ったと言う企業は、12%に過ぎない。
しかし、昨年に比べいちばん大きく伸びたのは、来年初めてリッチメディア広告を使おうと計画している企業の割合だ。調査対象企業の46%は過去12か月間にリッチメディア広告にまったく予算を使わなかったと答えたが、今後1年も引き続きリッチメディア広告に予算を使わないと答えた企業は28%しかなかった。
Jupiter Research によると、広告予算に占めるリッチメディア広告とストリーミングメディア広告の割合は、2004年にそれぞれ11%と4%に伸びると見込まれるという。2005年にはさらに伸び、15%と6%になると予測されている。
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