2003年09月29日(月) 12時07分
原因はすべて配線ミス JR中央線の工事遅れ(共同通信)
JR中央線の高架化工事が大幅に遅れ、東京・三鷹−立川間で約8時間運転を見合わせた問題で、JR東日本は29日、武蔵小金井駅周辺で起きた3件の故障はすべて配線ミスが原因だったと発表した。JRは人為的ミスとして、作業に当たった職員ら約100人から詳しい事情を聴く。
故障は(1)線路を分岐するポイント部分の信号表示が出ない(2)ポイントが動かない(3)踏切警報機が鳴り続ける−−の3件。ポイントの不作動と警報機の異常は28日、配線ミスが原因と発表した。
JR東日本は29日未明から信号表示の故障があったポイント5台を詳しく調べた結果、ポイントを制御するコンピューターと、ポイントを動かすモーター部分に配線ミスが見つかった。28日はポイントを固定して運転したが29日朝、復旧した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030929-00000109-kyodo-soci