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東京地検特捜部は27日までに、「磁気活水器」の卸会社「ガイアジャパンコーポレーション」(東京都杉並区)の打越正一社長(43)ら3人を法人税法違反(脱税)の罪で在宅のまま起訴した。
ほかに起訴されたのは安本隆浩取締役(41)と井上隆彦・元取締役(61)。
調べでは、打越社長らは99年から01年までの3年間で、架空の販売手数料を計上して1億7306万円の売り上げを隠し、法人税5530万円を脱税したとされる。3人は隠した金を分配し、一部はマンションの購入や事業資金にあてたという。
同社は97年の設立。磁石の磁力作用で水を活性化させると宣伝した「ガイアマグウォーター」(約30万円)を全国の会員に卸し、会員は口コミなどで紹介販売。会員は一時期、全国に3万人いたといい、実績に応じて格付けされ、上位になるほど高額の手数料が支払われていたという。健康志向の高まりを背景に急成長し、01年3月期の売上高は約15億円。
(09/27 15:33)