2003年09月26日(金) 00時00分
不法投棄監視でカメラを設置 戸田市(朝日新聞・)
戸田市はごみの不法投棄が絶えない早瀬1丁目の荒川堤防下に25日、監視カメラ1台を設けた。ほかにも設置して24時間監視し、確認できたら警察に連絡するなどして投棄者を追及するという。
赤外線投光器(不可視)によって夜間でも撮影できる。市環境クリーン課の基地局に映像が送られ、カメラを遠隔操作して約100メートル先までの車のナンバーを確認できるという。
戸田市内の荒川堤防沿いなどには家電製品やタンス、テーブル、車まで捨てられ、日中や夜間のパトロールでは限界にきているとして、リースで監視カメラを導入することにした。
早瀬1丁目の堤防周辺は倉庫や工場が多く、夜間にごみが捨てられることが多い。笹目公園野球場付近にも設けて、いずれも来月1日から監視を始める。
市は監視カメラ設置を示す看板を付近に立てるなどして、まず不法投棄の防止を目指し、状況によってはカメラの移動や増設を進める予定。
一方、市民団体「戸田の川を考える会」(大石昌男会長)などは来月5日午前10時に戸田橋上流側に集合し、荒川一帯のごみ拾いを行う。
(9/26)
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?kiji=4521
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