2003年09月26日(金) 21時46分
ヤミ金融事件初公判 業者ら3人、起訴事実認める−−高松地裁 /香川(毎日新聞)
無登録の貸金業を営み、法定利息の約30倍以上の利息を受け取っていたとして、出資法違反と貸金業規制法違反の罪に問われた高松市桜町、貸金業経営、岡本稔被告(34)と、出資法違反の罪に問われた同市栗林町、貸金業従業員、竹内竜二被告(32)、同市花ノ宮町、同、松本勝二被告(33)に対する初公判が25日、高松地裁(平出喜一裁判官)であった。岡本被告らは「間違いありません」と起訴事実を認めた。
起訴状によると、岡本被告は02年1月ごろから03年4月ごろまでの間、同市栗林町の事務所で無登録で貸金業を営んだ。さらに同被告らは共謀し、県内の男女9人に対し計185万円を貸し付け、法定利息の約30倍にあたる計127万7000円の利息を受け取った。
検察側は冒頭陳述で、岡本被告らが偽名を使い、99年春から03年6月ごろまでに約4億円を売り上げ、約3億円の利益を得ていたことを明らかにした。 【高橋恵子】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000006-mai-l37