2003年09月26日(金) 09時08分
カリフォルニア州でリサイクル法成立(ZDNet)
カリフォルニア州知事は9月25日、コンピュータモニタとテレビにリサイクル料金を上乗せする法案Electronic Waste Recycling Actに調印した。こうした法案が成立したのは米国で初めて。
この法案は、販売時にデバイス当たり6〜10ドルを課金する内容で、2004年7月1日に発効予定。この料金の規模と性質をめぐっては、メーカーや環境保護団体、政府機関の間で過去数年にわたって論議が交わされてきた。
法案ではまた、テレビとコンピュータのメーカーに対して有害物質の利用を段階的に廃止することを求めるとともに、電子廃棄物の開発途上国向けの輸出は、輸出先の安全基準がカリフォルニア州の基準に匹敵するものでない限り禁じると定めている。さらに、メーカーは2年ごとに、有害物質削減と自社の製品リサイクル推進の取り組みについて報告が義務付けられる。(ZDNet)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000003-zdn-sci