2003年09月26日(金) 09時08分
業界団体、ネット電話の橋渡し規格を発表(ZDNet)
通信業界団体のThe MPLS/Frame Relay Allianceは9月25日、インターネット電話が新旧の電話ネットワーク間を経由できるようにするための標準仕様「I.366.2 Voice Trunking Format」に関する詳細を発表した。
MPLS(multiprotocol label switching)は、電話サービス提供企業が自社のネットワーク経由でトラフィックを処理するためのソフトとして導入が進んでいる。
I.366.2 Voice Trunking Formatは、MPLSを介して音声通話を処理するための統一の手法を提供する目的で策定された。このフォーマットはまた、新旧の電話ネットワーク間を橋渡しするものでもあると、MPLS/Frame Relay Allianceのマーケティング担当副社長ギャリー・レナード氏は説明する。
同業界団体は、インターネット電話サービス提供企業のための技術策定に取り組んでいる。全通話のうちVoIP通話の占める割合は現在約10%にすぎず、大多数は従来通りの手法で処理されている。(ZDNet)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000011-zdn-sci