2003年09月25日(木) 21時48分
電子メールのリスクを管理する(3)スパム(迷惑)メール対策(Scan)
スパム(迷惑)メールの急増がビジネスに影響を及ぼすレベルに達しつつあります。しかも今後数年に渡って、この状況が悪化していくことが、様々な調査から見て取れます。スパム対策は、今や個人の問題ではなく、企業として取り組むべき問題なのです。
そこで今回は、MAILsweeperを使ったスパムメール対策について解説いたします。
○企業にとってのスパム(迷惑)メールの問題は、大きく分けて3つあります。
1.生産性の低下
「望まないのに勝手に送られてくる」メールが「増加し続けている」こと。さらに「内容の多様化」により不要なメールと即断しにくいものが増えていることにより、生産性に与える影響が増しています。
2.システム障害
一時に大量のメールを受信することで、ネットワークに過度の負荷がかかり、最悪の場合にはサーバーダウンに発展する場合もあります。
3.企業イメージ、あるいは信頼性の低下
貴社のメールサーバが、スパム送信者の不正中継に使われた場合は、上記とは反対に加害者の立場となります。その場合は
・スパム送信者のブラックリストに登録され、社内から送信した全てのメールが、ISPなどでブロックされる
・他社や個人からの苦情処理に追われる
・被害の程度、メッセージの内容によっては報道され、企業イメージが低下する
・さらに被害者の被害程度によっては訴訟に発展
といったリスクが考えられます。
○対処方法
1.管理対象となるスパムメールの定義
・勝手に送りつけられてくる迷惑メール全般
・ポルノ関連メール ・融資や儲け話などのメール
・チェーンメール ・デマの類(デマウイルスなど)
・不要になったメールマガジン等情報メール ・メール爆弾(DoS)
2.ポリシーの作成及び従業員のモラル向上
・メールマガジンの購読やWebサイトへの登録などに関するガイドライン
・配信停止を希望する場合でも、むやみに返信しないなど、広告メールへの対処方法の徹底 など、ポリシーを作成し周知徹底に勤める
3.ゲートウェイでの管理
捕捉可能なスパムに関してはコンテンツ・フィルタリング製品を使い、ゲートウェイで管理をする。スパムを検出する際のポイントは
・スパム送信のテクニックは、多様化している
・スパムの定義は、人や組織によって異なる
という点で、これらに対応可能な柔軟なソリューションが必要となる。
[ 参考 ]
CS MAILsweeper anti-Spam Edition 評価版のダウンロード:
http://www.clearswift.co.jp/download/smtp_as.html
スパム対策のための設定ツールにより、ポリシー設定の時間が短縮できます。
ホワイトペーパー「効果的なスパム対策」のダウンロード:
http://www.clearswift.co.jp/cgi-local/item/Spam_Documentation_233J.pdf
ご質問等は、 info.jp@clearswift.com までお願いします。
クリアスウィフトの製品情報は
http://www.clearswift.co.jp/ でご覧になれます。
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http://www.vagabond.co.jp/c2/scan/ct.html(Scan)
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