2003年09月25日(木) 10時48分
ウイルス情報毎日公表へ 警察庁の技術支援部隊(共同通信)
警察庁は25日、全国の警察本部などのインターネット接続点57カ所で定点観測しているコンピューターウイルス情報を10月からホームページ上で毎日公表すると発表した。
政府機関としては世界で初めて。当面は日に2回データを更新するが、将来は30分に一度、刻々と変わる情報を提供したいとしている。
公表するデータはウイルスの攻撃手法別の検知数や、攻撃が最後に経由した国別の件数。
警察庁は技術支援部隊サイバーフォースが24時間態勢で監視しており、ウイルスなどによる攻撃情報を月に一度公表してきた。
今年8月の検知件数は3万4973件で、7月と比べると約8100件減少した。
このほかウイルス検知機までは侵入されなかったが、世界的に猛威をふるった新種のウイルス「ブラスター」などによる攻撃が8月12日から25日までの間、約105万件あった。現在も活動を続けており、引き続き注意が必要としている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030925-00000042-kyodo-soci