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2003年09月25日(木) 06時49分

郵政公社、発足時は自己資本比率0・3%程度と判明読売新聞

 日本郵政公社の今年4月1日の発足時の資本金が、約1兆3000億円となったことが24日、わかった。

 25日に総務省と郵政公社が発表する。350兆円を超える郵便貯金、簡易保険資産に比べ、著しい過小資本であることが改めて浮き彫りになり、郵政民営化に向けた議論にも影響を与えそうだ。

 公社は当初、「資本金は約1兆円」としていたが、資産査定を踏まえて精査したところ、郵便貯金の運用益が予想を上回ったことなどから、約3000億円上方修正された。

 郵便、郵貯、簡保の郵政3事業のうち、郵貯では1兆5000億円規模の資本金を確保したものの、民間の宅配便会社などと厳しい競争にさらされている郵便事業は、5000億円規模の債務超過になっている。

 公社全体では、資本金を総資産で割った割合は、国際決済銀行の定める自己資本比率の国内基準(4%)を大きく下回り、0・3%程度にとどまる見通しだ。ただ、公社は企業向けを対象にした融資を行っていないため、民間銀行の自己資本比率と単純に比較はできない。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030925-00000501-yom-bus_all