2003年09月24日(水) 21時32分
茨城・取手市の病院で15人が結核感染、院内感染か(読売新聞)
茨城県取手市戸頭の西間木病院(西間木秀雄院長、ベッド数77)で6月以降、入院患者8人と病院職員7人の計15人が結核に感染・発症し、うち3人が死亡していることが24日、分かった。
県保健福祉部では、院内での集団感染の疑いがあるとみて、近く同病院を立ち入り検査する。
同部によると、死亡したのは、いずれも男性患者で、8月5日に死亡した86歳の患者は結核が死因と確認された。先月から今月にかけて死亡した残る2人の患者(84歳と89歳)は肺炎が死因だが、同部で肺炎と結核との因果関係を調べている。
入院患者の発病者は男性6人、女性2人で、年齢は73—89歳。職員の発病者は男性1人、女性6人で、年齢は21—42歳。このほか、男性入院患者(84)と、すでに死亡した女性通院患者(87)も発病の疑いがあり、同部で調べている。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030924-00000013-yom-soci