2003年09月24日(水) 17時38分
壁に“証拠隠滅7カ条” あえなくヤミ金業者逮捕(共同通信)
「10日に1−5割」の違法金利で金を貸し付けていたとして、警視庁中央署は24日までに、出資法違反容疑で、東京都中央区日本橋の雑居ビル内、貸金業「T・S」経営金子整(26)、同従業員南摩圭吾(24)の両容疑者を逮捕した。
事務所を家宅捜索した際、壁に「携帯電話を破壊」「通帳を破棄」など7項目の個条書きの“証拠隠滅マニュアル”が貼られていた。最後が「この用紙をシュレッダー」だったという。
マニュアル通りにはいかず、同署は顧客名簿など多数の証拠物を押収。関東地方を中心とした約500人に金を貸し付け約1億円の利益を得ていたとみて、背後関係や余罪の捜査を進めている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030924-00000188-kyodo-soci