2003年09月24日(水) 09時08分
Gateway、東芝などもPCにJava搭載へ(ZDNet)
米Sun Microsystemsは9月23日、DellとHewlett-Packardに続いてさらに複数のPCメーカーがJavaを搭載したマシンの出荷を開始すると発表した。
同社はAcer、Gateway、Samsung、東芝、清華同方との間でJava配布契約を締結。MicrosoftはJavaとそれをサポートするソフトをPC市場向けに配布することを渋っているが、今回の契約はSunがこの現状を回避する一助となるものだ。PC用OSはWindowsが現在でも独占状態にあるが、Javaがもっと多くのコンピュータに行き渡るようになれば、ほかのプログラムの基盤としてのWindowsの重要性が薄れると考えられている。Microsoftはこれまで、Windows XPからJavaを削除する戦いを続けている。
Sunの推計では今回の契約によって、Javaの最新版がデスクトップPCの50%以上に搭載されることになる。
AcerとGatewayは、今後登場するデスクトップとノートPCにJavaを搭載することで合意。Samsungは12月から、企業向けとコンシューマー向けの各種デスクトップおよびノートPCでJavaを配布するとしている。東芝はノートPCの全シリーズでJavaをサポートすると発表。中国第3位のPCメーカー清華同方は、中国でPC向けにJava配布のライセンスを取得した初の企業となる。(ZDNet)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030924-00000006-zdn-sci