2003年09月23日(火) 11時50分
VeriSignの新サービス問題、ネット管理団体が相次ぎ介入(ZDNet)
Webユーザーが使われていないURLを入力した場合にVeriSignのサイトにリダイレクトする新サービスをめぐり、インターネットのドメインを司る団体ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)がVeriSignに対し、自主的な中止を求めている。
ICANNは9月19日サイトに掲載した通告の中で、このいわゆる“ワイルドカードサービス”に関して寄せられた苦情について現在調査を行っているとして、調査が進められている間、このサービスを中止するようVeriSignに要請した。
翌20日にはInternet Architecture BoardもDNSワイルドカードに関する分析を公表してこの問題に介入。「DNSワイルドカードは、ゾーンの運営者がリスクについて明確に理解していない限りゾーン内で利用すべきではない。また、そのゾーン下部を代表する機関への説明と同意を得ることなく利用すべきではない」と勧告している。
21日現在でVeriSignのコメントは得られていない。(ZDNet)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030923-00000010-zdn-sci