2003年09月23日(火) 12時52分
長野県が住基ネットへの侵入実験を開始(読売新聞)
住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の安全性を検証するため、長野県は23日までに、県内町村のシステムを利用して住基ネットへの侵入実験を始めた。
関係者によると、実験は同県阿智村で22日に開始。県本人確認情報保護審議会の委員らの助言のもと、業者に委託して行っており、庁内LAN(構内情報通信網)から住基ネットへの侵入などを試みている。
妨害などの恐れがあるため、県は詳しい内容を明らかにしていないが、阿智村を含めた3町村で、数日間にわたって実験を行い、結果を公表するとしている。
田中康夫知事は先月15日、住基ネットとインターネットが接続しているとされる県内22自治体について、「情報漏えいの恐れがある」として、県独自の侵入実験を行う方針を表明していた。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030923-00000003-yom-soci