2003年09月21日(日) 17時21分
食肉、卵に「有機マーク」 農水省、04年度にも(共同通信)
農水省は21日、自然に近い環境で育てた牛や豚、鶏からとれた食肉や牛乳、卵を「有機畜産物」と認定し、食品に統一表示を付ける方向で検討を始めた。
野菜などの農産物にはすでに日本農林規格(JAS)法に基づく「有機JASマーク」が付けられている。農水省は同じ方式で2004年度中の制度化を目指しており「消費者に分かりやすい情報を提供し、食品選びに役立ててもらいたい」としている。
有機畜産物は(1)化学肥料を使わずに栽培した飼料作物を与える(2)病気予防のための抗生物質を与えない(3)牧草地へ自由に移動できるようにしたり、ケージ(おり)に閉じ込めないなど自然空間で飼育−などの条件で育てられた牛や豚、鶏などの家畜を想定。
農産物と同じく、農水省が委託する第三者機関が審査する考え。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030921-00000082-kyodo-soci