2003年09月20日(土) 00時00分
ガーゼ置き忘れ5件 県立がんセンター病院(朝日新聞・)
県立がんセンター新潟病院(田中乙雄院長)は19日、68年〜96年に手術をした患者5人の体内にガーゼを取り残していたと発表した。4人からはガーゼを取り出し、1人は本人の意思で除去手術を受けていないが、それぞれ健康に影響はないという。
田中院長によると、最も長い期間、ガーゼが残っていたのは燕市の70歳代の女性。68年9月、同センターで腹部の手術を受けた。98年12月、別の病院で検査を受けた際に腹部から異物が見つかり、昨年12月、ほかの手術を受けた際、ついでにガーゼを取り除いたという。
ほかの4人も、術後数年たってからエックス線検査などでガーゼが見つかった。
同センターでは、00年以降、すべての手術で使用したガーゼを数えたり術後にエックス線検査を実施したりする防止策を始めた。
(9/20)
http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=4884
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