2003年09月20日(土) 00時00分
アクアライン通行料800円めざし署名活動(朝日新聞・)
東京湾アクアラインの通行料の値下げを求めて、地元の君津地方の市民らが、100万人を目標に署名運動を始める。運動には、市民の他、商工団体や、業界団体なども参加。「アクアライン800円実現化100万人署名活動推進協議会」(平井譲二会長)をつくり、26日に木更津市民会館で、木更津、君津、富津、袖ケ浦の4市長も出席して署名活動の開始式をする。
木更津市と川崎市を結ぶアクアラインは、1兆4500億円をかけて、97年12月に開通した。だが、通行料が普通車で4千円と高く、利用する車は、予想を大きく下回っている。
その後、3千円に値下げされたが、それでも通行量は、当初予想の3分の1ほどだ。
民間の分析予想によると、アクアラインの普通車の料金を千円にすると、通行量は2倍となり、日額営業収支は約550万円減収するものの、燃料費・時間の節約で、東京湾を取り巻く10幹線道路全体では、日額1億円の経済効果が生まれ、周辺の二酸化炭素など環境阻害物質も6〜10%減る、という。
協議会は、アクアラインと同じ15キロの高速道の料金(600円)と、首都高速(700円)を参考に「800円」とした。大型車も現行の4950円を2千円にするなどで、通行量は2・5倍に増えると予想する。
高橋浩事務局長は「アクアラインの利用が増えれば、地元への経済波及効果は大きい。対岸の神奈川県側にも呼びかけて、両方の地元から運動への大きなうねりを作りたい」という。
(9/20)
http://mytown.asahi.com/chiba/news02.asp?kiji=3433
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