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関係者によると、タイガー魔法瓶と阪神の間で昭和61年に結ばれた契約で、家庭用電気製品や日用品などの分野で魔法瓶が商標権を持った。このため、他企業に商標が使用された場合には、阪神がいったん受け取った許諾料のうち一部を魔法瓶に支払っていた。
ところが、阪神は平成13年、契約更新しないことを決め、魔法瓶が登録していた「タイガース」の商標を無効とするよう特許庁に申し立てた。
同庁は今年6月から7月にかけ、阪神の申し立てを認める審決を出した。このため、魔法瓶が審決取り消しを求め、東京高裁に提訴した。
阪神タイガース側は「魔法瓶による商標登録は球団のものと誤認を生じさせる。審決の内容は正当」と主張。これ対し「同じ関西の会社でもあるし、目くじらを立てずに、契約を元に戻したい」とタイガー魔法瓶側。
第1回口頭弁論は22日。セ・リーグ覇者となったタイガースをめぐるもう1つの闘いに注目が集まりそうだ。
ZAKZAK 2003/09/20