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弁護側は1、2審を通じて、端本被告が麻原彰晃被告(48)=本名・松本智津夫=のマインドコントロール下にあったと主張。坂本事件については「幹部の命令に従っただけで計画性はない」とし、松本サリン事件も「殺意はなかった」として死刑回避を求めていた。
1審判決によると、端本被告は麻原被告らと共謀。1989年11月、坂本堤弁護士=当時(33)=夫妻と長男龍彦ちゃん=当時(1つ)=を殺害したほか、94年6月には長野県松本市でサリンをまいて7人を殺害、多数に重軽症を負わせた。
また93−94年に山梨県上九一色村の教団施設内にサリン量産プラントを建設、サリンを生成した。
教団をめぐる一連の事件では既に、端本被告ら9人が死刑判決を受け控訴。このうち2審でも死刑とされた元幹部、岡崎一明被告(42)ら2人が上告している。