2003年09月17日(水) 12時30分
除霊詐欺の8人に有罪判決 横浜地裁(共同通信)
「霊がついている」と街頭で声を掛け、除霊代名目で現金約3670万円をだまし取ったとして、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の罪に問われた無職小松美恵子(46)被告ら8被告の判決公判が17日、横浜地裁であった。
田中亮一裁判長は小松被告に懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年)、残る7被告に懲役3−2年、執行猶予5−3年(求刑懲役4年−2年6月)を言い渡した。
主犯格で懲役8年を求刑された宮崎俊一被告(55)は弁護人が辞任届を提出したため判決言い渡しは延期となった。
判決によると、8人は2000年12月から昨年2月にかけ、東京都や1000葉県などで通行人に声を掛けて不安をあおり、宮崎被告の祈とうを受けさせるという手口で、約40人から現金総額約3670万円をだまし取った。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030917-00000072-kyodo-soci