2003年09月14日(日) 15時23分
電磁波と健康影響を議論 16日からWHO専門家会議(共同通信)
送電線や一部の家電製品から発生する超低周波電磁波の健康への影響について話し合う世界保健機関(WHO)の専門家会議が、茨城県つくば市で16日から3日間の日程で開催される。
超低周波電磁波についてはWHOの一機関の国際がん研究機関(IARC)が2001年、「人間に発がん性があるかもしれない」との見解を示した。
WHOは2004年中にも、超低周波電磁波の健康リスク評価の結果を環境保健基準としてまとめる予定で、今回の会議では電磁波と小児白血病との関連を中心に議論。日本や欧州の新しい疫学調査結果を踏まえ、IARCの判断について再評価する。
会議には、国立環境研究所の兜真徳・首席研究官のほか、米国、英国のの疫学者ら約10人が参加する。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030914-00000066-kyodo-soci